ヨガの発祥地インドの健康食!冬カレーで体を温めよう
スパイシーな香りで食欲をそそられ、食べると元気が出てくるカレー。ヨガと同じくインドで生まれた、日本でも人気のメニューです。今回は、そんなカレーの歴史や、カレーに使われるスパイスの特徴をご紹介します。冬場に体を温めたいときは、ご自宅でインド風のカレーを作ってみてはいかがでしょうか?
カレーはインドで生まれた食べ物
ヨガの発祥地がインドであることは、ヨギー&ヨギーニのみなさんはすでにご存知のはず! そんなインドは、私たち日本人にも馴染み深い食べ物、カレーが生まれた国でもあります。ヨガをする人のあいだでも根強い人気を誇るカレー。暑い日も寒い日も、カレーが食べたくなることがありますよね。
全日本カレー工業協同組合の調査をもとに、S&Bのサイト「カレー.com」が算出した数値によれば、日本人が1年間にカレーを食べる回数は約73回。頻度でいうと、週に1回程度となるようです。さすがに本場インドには敵わないものの、日本でも日常的にカレーが食べられていることが伺えます。
本場インドにおけるカレーは、古くから家庭料理として親しまれ、その種類は数百にも達するといわれています。カレーという言葉の語源には諸説ありますが、ヒンディー語の「ターカリー(美味しいもの)」から生じたという説や、タミル語の「カリ(ソース)」から生じたという説が有名です。
そんなインドのカレーに使われているスパイスは、伝統医療のアーユルヴェーダで用いられるものが多く含まれます。ヨガと合わせて取り入れたいアーユルヴェーダ。インドに伝わるカレーを食べて、スパイスの恵みをいただきましょう!
参考:S&B カレー.com「日本人は年間どれくらいカレーを食べる?」
http://www.sbcurry.com/faq/faq-463/
日本のカレーとインドのカレーは違うの?
インドにルーツを持つカレー。しかし、世界各国に広まったカレーは、それぞれが独自に発展を遂げ、本場インドとは異なる特徴を持っています。そのため、日本のカレーとインドのカレーも、似ているようでさまざまな違いがあるのです。
日本にカレーが伝わったのは、明治時代のこと。当時のインドはイギリスの植民地であったため、日本にはイギリスを通してカレーが伝えられました。日本の家庭で作られるカレーには、たまねぎ・じゃがいも・にんじんなどの野菜が入り、カレー粉やカレールウが使われます。これは、カレーがインドからイギリスに伝わり、欧風にアレンジされたレシピに近いものです。
これに対して、インドのカレーには、日本のようにカレー粉やカレールウが使われていません。さまざまなスパイスを組み合わせることで、カレーの独特の風味が作られているのです。また、インドのカレーには小麦粉が入っていないため、サラサラとしてとろみがないという違いもあります。
インドカレーに使われるスパイスの種類
よくインドカレーに使用される、アーユルヴェーダの代表的なスパイスをご紹介します。ご自宅でスパイスを調合してカレーを作る際は、ぜひ一つひとつのスパイスに期待される効果も参考にしてみてください。
ターメリック
明るい黄色をしたスパイスです。着色に用いられ、カレーの特徴的な色のもとになります。一方で、香りや味は穏やかであり、それほど目立ちません。「クルクミン」と呼ばれる成分が、肝機能をサポートするといわれます。
クミン
カレーの香りの中心となるスパイスです。強い芳香を放つのが特徴で、カレーにコクを加える役割があります。種子がそのまま用いられることも。「クミナール」という辛み成分が含まれ、消化を促すといわれます。
コリアンダー
レモンのような爽やかな香りを持つ、カレーに欠かせないスパイスのひとつです。葉の部分は「パクチー」と呼ばれ、中華料理やエスニック料理などに用いられます。消化を促し、食欲を増進する効果が期待されています。
カルダモン
清涼感のある独特の芳香を放つスパイスです。「シネオール」という防腐作用を持つ成分が含まれ、消臭効果が期待されています。カレーのほかに、インドのスパイスティー「チャイ」に用いられることもあります。
クローブ
日本では「丁子(ちょうじ)」と呼ばれるスパイスです。甘みのある強い香りがあるのが特徴で、ミックススパイスの「ガラムマサラ」にも含まれます。消化の促進や整腸などの効果が期待されています。
カレーは冬にもおすすめのメニュー
暑い夏に食べるカレーには、食欲をそそる力があります。その一方で、体を内側から温めてくれるカレーは、寒い冬にもぴったりなメニューです。
冬にカレーを作るなら、寒い時期が旬の食材をふんだんに使用してみましょう。特におすすめなのは、根菜などの冬野菜です。風邪をひきやすい冬は、具材がたっぷりのカレーをはじめとして、栄養バランスの整った食事を摂りましょう。
本場インドでは、1年を通してカレーが食べられています。カレーに使われる食材は、日によって変わるだけでなく、季節によっても変わります。冬の食材を使った健康食として、ぜひスパイスカレー作りに挑戦してみてください。
アーユルヴェーダで用いられるスパイスが、ふんだんに使用されたインドカレー。スパイスを調合してカレーを作るのは、便利なカレー粉やカレールウよりも少し手間がかかりますが、欧風とは異なる美味しさがあります。ぜひご自宅でインド風カレー作りに挑戦してみてください。
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