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何度でも観たい「進撃の巨人」エレンが求めた自由とは

『進撃の巨人』の連載が終わって、早くも4年。アニメの完全終了が2023年11月。
それでも、多くのファンはいまだにロス状態。そう、私もその一人だ。皆さんはもうご覧になりましたか!?

 

この作品は私にとって、哲学書であり、現代の指南書、または未来への預言書。少し大げさに聞こえるかもしれないが、『進撃の巨人』は、もはや人生に必要な「持ち物」です(笑)。

10年前(え、もう10年!?)に開催された進撃の巨人展の写真を引っ張り出しながら、物語を振り返ってみたい。

 

物語をざっくり振り返ると…人類は天敵である巨人から身を守るため、巨大な壁の中で生きることを強いられていました。
しかし、そんな世界でエレン・イェーガーは幼い頃から「生まれながらに持つはずの自由」を渇望していました。

「壁の外側に行ってみたい。」

そんな願いを抱いていた彼の世界は、突如現れた超大型巨人によって崩れ去ります。目の前で母を巨人に捕食され、「巨人を駆逐する」と誓ったエレンは、仲間とともに調査兵団へ入団。戦いの中で、巨人の正体や世界の真実に直面するたび、自由への道はより残酷に、より孤独になっていく..

序盤、エレンにとっての自由は、ただ壁の外へ出ることでした。しかし物語が進むにつれ、それは思考や表現の自由、誰にも支配されずに生きる自由、そして意思の自由へと深化していくのです。

進撃の巨人の根本的なテーマは「自由」だと感じます。

「何を捨て、何を守るのか?」血と涙の果てに、エレンが求めた自由とは、一体何だったのか。

 

『進撃の巨人』について検索すれば、考察が山ほど出てきます。でもそういう小難しいことは抜きにして、単純にこう言いたい。

「激アツ!胸アツ!涙ボロボロ!」

この作品には、目を見開くほどの名シーン、心に響く名セリフ、そして何よりも「愛」があります。

胸アツすぎる名言のほんの一部を添えておく。

「心臓を捧げよ!」(エルヴィン・スミス)
進撃の巨人といえば、これ。兵士としての覚悟が詰まった言葉。

「オレたちは皆生まれた時から自由だ。それを拒む者がどれだけ強くても関係ない。」(エレン・イェーガー)
自由こそが進撃の巨人、そしてエレンにとってのテーマ。

「何も捨てることができない人には、何も変えることができないだろう。」(アルミン・アルレルト)
一気に現実に引き戻される、シビれる一言。

「この世界は残酷だ。そしてとても美しい。」(ミカサ・アッカーマン)
「美しい」とは、エレンと過ごした日々のことだったのかもしれない。

「戦わなければ勝てない。」(ミカサ・アッカーマン)
仲間を奮い立たせるために言い放った、ミカサの覚悟。

 

そして、最後に…
『進撃の巨人』は 「自由とは何か?」 という問いを私たちに投げかけ、心に深く刻まれるメッセージを残してくれました。

残酷な世界の中で、変化を恐れず立ち向かう美しさ。その陰にあった、エレンと仲間たち一人ひとりの迷い、葛藤、涙。

これほどまでに人の心を揺さぶる作品は、そうそうない。まだ観たことがない人がいるなら、ぜひ伝えたい!!

「あなたの人生の大切な持ち物のひとつに、『進撃の巨人』が加わるかもしれない!!」

なので、ぜひ観てみてほしい。

さぁ、心臓を捧げよ!!

この記事を書いた人

BAJ STAFF

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